フィボナッチの基本は持ち合い。
現在6月10日のドル円相場は持ち合いど真ん中。
こういう持ち合い時の基本戦略は、次の2つでしょう。
- 細かくどちらかに動き出したら付いて行く
- または、持ち合いエリアの上限下限で逆張りして真ん中へ戻るのを待つ
1の戦略は少なくとも持ち合いエリアのいずれかのラインまでは到達する事を期待して。2は持ち合いエリアでは収縮しようとする値動きを利用したものです。
ザ・基本のフィボナッチチャートの解説
Tradingviewへ投稿したチャートを載せておきます。
6月13日~15日のイベント
- 6月13日21時30分・・・米CPI(消費者物価指数)
- 6月14日21時30分・・・米PPI(卸売物価指数)
- 同日27時・・・FOMC(米連邦公開市場委員会)
- 同日27時30分・・・パウエル議長の会見
- 6月16日・・・日銀金融政策決定会合と、植田総裁の会見(15時30分)
これだけの重要イベントが重なる週です(笑)。
チャンスではありますが、その分危険度も高い。
見送るという選択肢を勇気がないと私は思いません。または、スキャルで勝負するか。
円インデックスに注目してみよう!
ドルインデックスはもちろんチェックしておられると思いますので、今日は円インデックス(JPYX)を見てみましょう。
この円インデックスが808.2を越えない限り、円安です。
反発ポイントは797.3 784.5が重要なライン。※細かなものでは794.3と796.5も
808.2は日、週、月のどれも割れていますので、つまり今月は円安方面。
しかしながら、米ドルも安くなっています。
ドル安円安ならどうなるかというと、→ドル円は持ち合いに。
これが、ドル円が持ち合いになっている理由ではないでしょうか。
そして、米ドルに残された下落幅と、円に残された下落幅(つまり下落目標値)を比較すると、円インデックスの方が残りわずかしか値幅がありません。
この円インデックスが下落目標値から反発を始めて→808を越えた時に、ドル円は下落する可能性が高い。
同時に、クロス円の上昇もかなり鈍るでしょう。
様々なインデックスについて
Axioryが沢山のインデックスを用意しているようなので、MT4をお使いの方もチェック出来ますね。
また、円インデックスにはもう1つ、
「JXY」とTradingviewで検索すると出てくるものもあります。
こちらだと70付近が強いですね。
72.4と77以上に上昇すれば反転しますが、今は安値を試しているようです。
ドルインデックス
ドルインデックスも2つあり、こちらはこちらで上下に目標値があります。
ドルインデックスを含むマーケット全体の相場分析は動画にしてあるので「週間展望コンサルプランbyリトレースメント(6月10日~)」をご覧下さい。
『米ドルインデックスが上昇するか下落するか?』によって、ユーロドルやポンドドル、
そしてもちろんドル円やポンド円などの値動きは全く違うものになります。
動画やテキストだけで分かりにくい部分は直接オンラインで質問出来ます! 2024年の募集を開始しました。 個別コンサルだけでなく、次の動画コースを視聴出来ます。 「全体ミーティング(13回)」+「値動きのルール3(当プラン限定)」+「トレーダーのための新NISA講座(5500円相当)」+NEW!「相場展望シリーズ」 ※値動きのルール3はコンサルプランだけで教えているトレード手法です
※コンサルプランで配信しているのが「週間展望コンサルプラン」です。
※6月10日は「ドル円・ユーロドル・ユーロポンド・ポンドドル・ポンド円・ドルインデックス2つ・10年債利回り・2年債利回り・ナスダック・S&P500・NYダウ・日経平均・金」についての相場分析を配信しました。
※募集人数は残り15人程度、募集期日は7月末まで
ナスダック市場にも今週は注意しよう!
ついでにナスダック市場についても書いておきます。
※この記事が配信される『ライントレーダーズ通信』では、時々「週間展望ショート動画byエクスパンション」を無料配信しています。
その動画では、主にドル円とナスダックが題材になっているから。
NAS100(ナスダック100)は、14241を割れない限りは大丈夫。
しかし、このラインを割れたら今月はおしまいかも(笑)。
まとめ
6月13日~16日はお気を付けて。
その他市場や細かなセオリーについては、コンサルプランやフリーパスプランへご参加されている方は直接聞いて下さい。
または週間展望コンサルプランbyリトレースメントをご覧頂ければ分かるでしょう。
それでは、
今後とも宜しくお願い致します。