米国の銀行破綻はトレードへ影響を及ぼすか?
マーケットに不安が渦巻いている現在、米国株はどうなってしまうのか?日経平均が暴落しているが大丈夫か?など、投資家心理は大変な事に。そんな気持ちを少しでも楽にするための記事です。
「トレーダーが行うべき対策」について書きました。
テクニカル分析としてチャートを見て行きます。答えはチャートにある!?
こんにちは。大野です。
先日から米国の銀行破綻問題がニュースになっていますね。実際に日経平均も暴落し、さてこれからどうなってしまうのだろう?と不安な方も多いかと存じます。
そこで、実際にチャートはどうなのか?をしっかりと分析して今後の対策に充てよう、というのが今回の話です。
動画もありますので、お時間が許せばご覧下さい。
それでは行ってみましょう!
米国市場と日経平均の動向
まずはこの日経平均を確認すると日足で見てもこのくらい一気に下落していますので、不安になっても仕方が無いような気がします。
ただ、私はこの天井から売っていますし、あまり普段ニュースを見ないものですから銀行破綻の話を知らなかった(笑)。それでも売りだと分かっていたという事は、「シルバーゲート銀行が破綻したという事実が無かったとしても下落した」のでは?
そもそも、近日のナスダックは下落ではなく、上昇しています。
同じく日足チャートで、上昇目標だった12200まで到達。日経平均と真逆ですよね?(笑)
なぜかと言うと、この前の週(3月2週目)は日経平均のメジャーSQがありました。それが終わったので、資金が引き上げられ(先物が決済され)下落した。
そして、ナスダックのSQ日は今週(3週目)です。
だから下落するのではなく、上昇している。ただそれだけの事でしょうね。
じゃあ、投資家の不安心理はどこへ行ったのか?
金相場の動向
金相場へお金は逃げています。米ドル・米国銀行への不安によってお金を金に換えた、またはそれを見越して投資家が差益のために買った。
この買い場となった1800ドル付近は「フィボナッチチャネルがあるので買われる可能性が高い」と私も前に話しています。
→トルコシリア地震チャリティ企画の記事の動画、5分の所をご覧下さい。
つまり、この金に関してもチャート通り。
ナスダックも日経平均も金も、全部チャート通りに動いているだけです。
という事は、今後もチャートをしっかりとチェックして「これからどうなるのか?を考えれば分かる」という事です。
もちろんご自身で考えるべきですが、撮影した動画があります。この記事のサムネイルは新しく始めた「相場展望」シリーズ最初の動画です。
相場展望(前編)「米国の銀行破綻はトレードへ影響を及ぼすか?」
お知らせ
年間展望・月間展望・週間展望→「相場展望」に変更しました。
また、1月から3か月間開催して来た「週間展望」も終了し、相場展望シリーズに組み込まれています。
まとめ
米国の銀行破綻問題が重要なのではなく、そこから生まれる値動きがあればチャンスに変える。
また、これまで通り正解を読み解けるトレード手法を続けて行く。
だからチャンスになりこそすれ、悪影響は与えないわけです。
それではまた。
追記;新しくなった相場展望後編(3月18日撮影)
前編が上の動画です。後編はメンバー限定となりますが、3月20日以降、かなり重要なFOMC週への対策という内容です。
※メンバーというのは、「勝ち方実戦編フリーパスプラン」というプランのメンバーです