ドルインデックスの概要
ドルインデックス(dollar index)にも種類があります。
ドルインデックスは米ドルの価値を表しており、FXの分析に私が使っているのはDXYとUSDOLLAR(FXCM)。
DXYは米ドル対ユーロ・円・ポンド・カナダドル・スウェーデンクローナ・スイスフランが先から順に大きな構成比で作成されています。これはUSDX(XMで表示可能の先物)とも呼ばれます。
USDOLLARは、米ドル対ユーロ・円・ポンド・オーストラリアドルの4つを均等に分配した構成になっています。
※この比率は度々見直される事もあります。こちらはTradingviewでUSDOOLARと検索してみるのが一番です!
ドルインデックスの値動きは為替相場全体へ波及する。
為替相場の取引において、ドルインデックスの分析が重要である事は再三お伝えして来ました。今回は更に詳しく、ドルインデックス自体の値動きについてご説明したいと思います。まずは復習から。
ドルインデックスで見ておくべき2つの市場とその特性とは何だったでしょうか?
ドルインデックス2つと、それぞれの特性
ドルインデックスとは、米ドルの価値を相対的に評価する事が出来る指数です。何種類かありますが、その内2つのドルインデックスが重要であると考えています。
一つ目は、DXYと呼ばれるドル指数。これは主にユーロ対米ドル(つまりEURUSD) がメインとなっており、他に円やスイスフランなど様々な通貨が対ドル価値を計るものとして決められた割合で構成されています。
二つ目はFXCMが出しているドルインデックス。TradingviewではUSDOLLARという銘柄です。このドルインデックスは、ユーロ、円、オージードル、ポンドの4種類を原則的には均等に4分割して対ドル価値を計るものとして構成されています。 それら2つのドルインデックスは、もちろん、通貨ペアがあって初めて出来たものですが、今では指数こそが指標となっています。※ドルインデックスが上がるからどうこう、下がるからどうこう。そのような具合です。
よって、あなたが為替をトレードする時に、このドルインデックスの存在をもしも知らないとしたら、値動き自体が分かっていない事になってしまいます。ご存じなければ今すぐTradingviewへアクセスし、DXYとUSDOLLARと検索する事をオススメします。「ドル円・ユーロドルと、金・ドルインデックスの関係性について」より
ドルインデックスと為替チャートの相関関係を確認しましょう!
ドルインデックスが何かが分かったところで、
ドルインデックスチャートと為替相場(今回はドル円とユーロドルとポンドドル)のチャートを比較し、どのような相関関係にあるのかを確認しましょう。
※並び順は、ドルインデックスとドル円・ドルインデックスとユーロドル・ドルインデックスとポンドドルです。日足の次に1時間足が3つずつあります。