ドル円が際どいところまで下落して来ましたが、現在持ち合い。ここからの流れで大きく方向性が変わるかも知れません。
ドル円は143.5円辺りを割れると非常にまずい事になりますが、
145円をしっかり越えたら上昇に転じる可能性がありますね!前回は145円台の売り場で実際に何度も反落して稼げましたよね。しかし、145円ラインを破る可能性が出て来ました。
それもこれも
ナスダックがしっかり押し目に戻ってくれた事と、ユーロドルが(金曜日まで分かりませんが)下落に転じてくれたからです。ただし、大きな上昇には2年債・10年債利回りの復活が必須。かなり売り込まれたので、月末までその可能性はあります。
つまりユーロドルが上昇し、債券利回りが決定的に下落したらアウト。
株価指数との連動が戻って来ているようなので、日経平均ナスダックの上昇はプラス材料。
それでまた。
Tradingviewへの投稿8/29
詳しい解説 結構難しい正念場ですよ
ドル円単体としては143円台に入ったり、145円台をしっかり越えればという事で一見分かりやすいのですが、
今は三角持ち合い。そして、周りの環境というか他市場の値動きが重要です。
10年債利回りが月末に上昇出来るか
10年債利回りが節目に来たので、跳ねても良いのですがこのままだれて次のラインまで下落するようなら、ドル円も下落するでしょう。
ドルインデックスも上昇の勢いが続くか?
10年債利回りと同様、ドルインデックス(こちらの方がすでに上昇している)が戻るべき値位置まで一度戻せるか。
月末まで底値圏でウロウロしていると、その間にドル円も割れてしまうかも知れません。
ユーロドルがこうなるとすれば・・
例えばユーロドルが今後セオリー通りの値動きをするとこうなります。
この上昇している間はドル円が下落しやすいですよね?
その時に株価指数や円インデックスなどがどう働いて下落を止めるか?という事です。
なんせラインを割れてしまえば2円くらい下げてしまう可能性もありますから。
ナスダックがここで跳ねるか?
前の記事で話した通り、押し目になりやすい値位置が19000ポイント。今跳ねたところと、最悪の場合もう一つ下。18955ポイントまで押した場合は結構怖い状況に。
このまま今晩あたり、切り上げて上昇するような展開になれば
ドル円・日経平均は調子良く連れ高になる可能性があります。
現在までのところ、大体ナスダック日経平均とドル円は同方向へ動く傾向にありますが、米国金利が大きく動く時は真逆へ動く傾向があります。特に夜の市場は注意。
以上4市場を踏まえて・・ドル円は?
もう一度最後にドル円のチャートを載せておきます。
それらが反映されるのがドル円なので、一見単純ですがよく考える必要があります。(他にも日経と円インデックス、もう一つのドルインデックス、2年債利回り、クロス円の状況も見るべきですが)
それでまた。
月末相場には注意しましょう!
※なお、今回動画はありません。機会があれば週末にYOUTUBEに投稿するか、当ブログ週間展望ショートのページなどに追加しておきます。