大野です。またドル円の話(笑)ですが、5月相場が終わったので6月を考えてみましょう!
→なお、この記事には修正点があります
ドル円月足
まずこれはTradingviewにも投稿したチャートです。投稿はこちら
つまり、わざわざ139.4円以下に月終値を抑えたのは、
6月内に下落があり得るという状況を作りたかったからではないのか?
という読みです。
もうしそうなのであれば、140.9円が5月高値になりましたが、3度も戻り売られたのに『140.9円の高値を越えない』と思って(今更)売りで入るのは少々安易な気がします。
※私は140.9円の時点で売りました
下落するとしたら、次は139.4円をきっちり割れてからでも遅くないはず。
安全に行きましょう!
ドル円日足
次にドル円の日足です。
ギャンファンの2×1に乗っているのでその間は買いが継続される。しかし、一旦割れたら・・138円136円を目指して売りが加速するでしょう。
よって、押し目買いをするなら133円、136円、138円のライン。
139.4円を基準に割れるまでは買いを継続。
140円台の戻り売りをクリアしたら、141円、141.7円、142円、143円までは買いを狙えるかも知れません。※ただし急落には気を付けて
という事が、あくまでも基本的なフィボナッチで分かります。
→こういう基本的なフィボナッチ手法をマスターするなら10年以上前に出した、こちらの基本教材をご覧下さい。
ドル円1時間足
1時間足のチャート(6月1日時点)。
140.9円から私は売りましたが、前の記事で140.6円がポイントになると書きましたので、
それさえ分かっていれば簡単に天井から売れたはず!
(もちろん、そうして頂くために配信してあります)
現在はその売り場からの下落目標値へ到達し、反発。そして、その上昇目標にも到達。
つまり、この後の短期的な値動きは分かりません。残念ながら。
2023.05.25
ドル円の140円台が重くなるパターン
ドル円についての相場分析を今日は記事として書いて行きます。 冷静に考えてみて‐150円を今年越えるか?130円を割れるか?どちらの可能性が...
→この手法は最近販売した「値動きのルール3」という手法で、天底から「最速でどこまで行くかを算出」出来るようになります。
この時も介入の脅しが入ったそうです(笑)。
介入はこれで、私は昨年のと併せて3回とも全て天井からビンゴ!で売った事になります。※今回のは介入もどきのようですが
※日銀はきちんとポイントを押させてやって来ます!「政府がチャート分析出来る」というのは凄い発見。
ドル円見るなら10年債利回りの動向をチェック!
10年債利回りの日足です。
10年債利回りは同じく値動きのルール3のラインである3.685%をブレイク出来ませんでした。
よって、越えた後6月内に下落するリスクを秘めています。ただし、そうだからと言って5月の高値を越えないとは言えません。
一度高値を越えてから下落に転じる可能性を考えると、この市場に連動しやすいドル円としては「140.9円を越える可能性を無視出来ない」というわけです。
まあ(笑)、あくまでも普通のチャートのように純粋にチャート分析すればですが、この後足りない押し目があります。それが、3%を割れた辺り。
その値位置は反発ポイントでもあります。
とにかく、この市場を見ずにドル円を取引するというのはあり得ない!かと。
ナスダックの月終値もチェック!今は同方向?
こちらも14179ポイントをラインブレイク失敗(フィボナッチの基本の引き方において)。
よって、6月中に下落する恐れがあります。
ただし、同じ理屈で、「月半ばまでこのラインを再度上ブレイクして登っていく」事は可能!※もちろんそのまま割れ続ける事も・・。
上昇の目標値は14600~14800ポイント。
MAXは15000辺り。
問題なのは、
(通常はドル円とナスダックは逆へ動く事が多いのですが)
『前回のFOMCで利上げが終わった?』というタイミングから→今現在までの値動きでは
ドル円・10年債利回り・ナスダック・日経平均が同方向へ動いているという事です。
ちなみに、日経平均が上げ出したのもその翌日から。
いつ相関関係が変わるかは分かりませんが、まだ一緒に動くなら
ご紹介した市場がラインブレイクを総じて失敗していますので、
それぞれをチェックしておきたいところ。
という事でまとめです。
まとめ
ドル円は139.4円、10年債利回りは3.685%、ナスダックは14179ポイント。
※ちなみに、前回記事で「10年債利回りが3.8%付近の売り場で抑えらたらドル円が下落する」と書いたと思います。実際にそうなっているので、140円台で売られました。→チェックしておいて下さい
このラインを基準に、上か下かで考えると簡単で良いでしょう。
なお、重要な事なので書いておきますが、連動しているという事は
ご紹介した4つの市場全てをチェックすべきだという事でもあります。
ドル円、日経平均、10年債利回り、そしてナスダック。
※上昇・下落の目標値はそれぞれのチャートに水平線で表してあります。
また、ご紹介したトレード手法はこの2つです。
- フィボナッチの基本、王道の手法が一つ目。こちら
- もう一つは最新の値動きのルール3
追記;やったなこれ
米国デフォルト問題解決から、また流れが変わりましたね。
値位置等は良いのですが、ドル円米国債利回り群と、株価の流れ
つまり、米ドルと株の方向性はまた今日から戻ってしまいましたね(笑)。なぜ今日。
宜しくお願い致します。