日経平均のお盆時期の相場によくある事。
これはお盆に限った話ではなく、長期休暇や連休前、ビッグイベント前などによくある値動きの特徴ですが
例えば「お盆休みにはどのような値動き」が考えられるでしょうか。
ファンダメンタルズ分析ともテクニカル分析とも違う感覚で(笑)、この手の話を何といったら良いのでしょう。相場の雰囲気の話でもあり、他のトレーダーを想像するという類の話です。
- 長期の休みに入る→利食いする→休み前には下落する
- 下落した理由が休み前の利食いなら?→お休み期間中か、お休み後に持ち直す
大体このような流れがよくある値動きの流れです。
この類の値動きは
金利がどうだとか、移動平均が何だという話では全くありません。
単に、トレーダーが利食いが発生したので下落し、買い戻されたので上昇した。それだけのこと。
お盆休みを4年間比較
2018年から2021年までの4年間を比較すると、どれも
お盆前の7月末か8月初めに下落し、お盆期間中かお盆後の8月後半か9月から上昇しています。※クリックで拡大
2021年は今年なので分かりませんが、お盆前の下落分を取り戻している事は間違いありません。
「お盆休み前に下落しお盆期間中に持ち直す」という値動きは一つのパターンとして意識しても良いのではないでしょうか。
こういった値動きのパターンを例えば「ゴールデンウイークや3連休など、長期休み関連の勝ちパターンとして研究してみる」というのも面白いと思われませんか。
2021年、日経平均のお盆相場
今年お読みになられている事を想定して、今月配信した日経平均の話をまとめてみました。
これが8月1日配信の月間展望での想定です。28000円辺りまで上昇した後、安値を割れて27000円に付けるとキレイ。という話でした。次にこれを書いている現在の10日です。
お盆休みに上昇して28000円へ。これがお盆休み前に下落しても上昇するという値動きです。3万円へ付けてから下落トレンドになっている日経平均相場なので、すっと下落しても良いけれども上昇する。
このようなイベントごとを意識した時、ただのテクニカル分析ではなく、他のトレーダーを意識した分析になります。
これからの事はまだ分かりませんが、少なくとも8月前半の配信は正解であったと言えるでしょう。
お盆相場の後は恒例であれば9月の上昇ですが、今年は下落トレンドの途中でもあります。続きは神のみぞ知る(笑)ですね。
日経平均が下落した場合はこちら
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