雇用統計がやたら強い・・。
こんばんは。大野です。雇用統計は意外にも、大きめの予想値22万人よりもさらに大きかったですね!
ドル円もナスダックも下落は免れましたがFed Watchの利下げ確率が80%台になり、来年末の金利予想も3.5-3.75%に変わりました。
となると、今後のドル円の下目線は強くなりそうです。
ナスダック分析
前回の動画で話した「21000ポイントの二番天井を越えたら最大21600へ」の流れとなりました。
目標値はまもなく到達するので、今年中に上げ切れるのか年末は調整に入るのかを考える事になりそう。
- ナスダックのサポートは21000と20700にあります。
- 上は21668、21778、22000
ドル円分析
ドル円はまだ152円にも153円にも戻っていないので、下落せずに粘れたという面があります。
現にポンドドルやユーロドルは一旦雇用統計で上昇しました(その後戻ったが)。ドル円は持ち合いで耐えた。
来週以降のイベントを加えたドル円チャートです。
12月11日の22時半、CPI(消費者物価指数)が大きなイベント。それ以外は翌週の12月19日となるため、
週明け月曜日、そして水曜日にチャンスが無ければ、
特に持ち合いを抜け出せる理由も無いでしょう。
動いていないため、上限下限の目標値は変わりません。ただ、より小さな目標値を(持ち合いなので)考えた方が良さそう。
小さな上下の目標値は上152円、下148円。
CPIや要人発言で現在の150円付近の持ち合いを抜け出せると良いのですが(やる事が無いので)。
ショート動画「ドル円小レンジ、ナスダック先週目標へ」
まとめ
翌週のFOMCがある19日の方が明らかに美味しいとは思いますが、9日の週に売買するなら
「週明けかCPIで流れが出た場合」となるかも知れません。
- ドル円は持ち合いのため、そもそも持ち合いから出られるかがポイント。
- Fed Watchの利下げ確率が8割以上と、ドル円には不利な状況。
- ナスダックの追撃はもう難しいので、諦めて天井を探すのもあり。
所感として、ユーロドルとNYダウの方が売買しやすいのではと考えています。先週もドル円よりユーロドルの方が面白かったですよ。
そこで、「相場展望」を撮影します。フリーパスプランのメンバーや、リマスターコース、コンサルプランに参加中の方は週明けまでに用意しておくのでご覧下さい。
※ドル円も細かい売買戦略をお伝えするのが、記事や2分のショート動画では難しい値動きですので。
それではまた。
いつもありがとうございます。
スリースタータードットジェーピー 大野