サイクル理論の重要性について
最近、ギャンのサイクルについて話していますが、分かりやすい事例があるのでご紹介します。
先日私の住む愛知県春日井市で、夏の納涼花火がありました。
コロナでしばらく中止になっていましたので、私も少し新鮮な気持ちで目前で上がる特大の花火に震撼していました。
さて、花火にはスケジュールというものがあります。
ご存知だとは思うのですが、一番のメインはクライマックス。
例えば、7時から始まったなら8時半とかにそのスケジュールは組まれている事が多いでしょう。
一番楽しくて、盛り上がり、見逃せないのがクライマックスですよね?
この時、「なぜか屋台に並んだり(笑)、歩いている人が結構多い」事に気が付いて疑問に思ったという話です。
スケジュールは最初から決まっているのです。
我々は当然、その前の花火がそれなりに楽しめても前座だと理解しているし、メインの花火を見過ごすまいとその瞬間だけは鎮座して眺めていました。
その前を食べものを求めて彷徨う人が歩く。
彼らは何を観たかったのか?(笑)
このように思うわけです。一番面白い瞬間を見過ごしてまで、ここに来る価値はあったのか。
相場でもスケジュールは決まっています。
それがサイクルであり、時間理論です。
※時間理論は私が開発した、デイトレーダー向きの売買戦略です。
サイクルとは時間。
つまり、チャートでは横軸です。
あるタイミングで上昇し、トレンドが逆行し、また本流に戻る。
このタイミングで売買せずに余計なことを考えているのは如何なものかと思うわけです。
そう、スケジュールは決まっているのに。
確かにイレギュラーな事があって思惑通りにならない事もあるかも知れません。
しかし、大抵のケースでは動くべきタイミングで動きますし、その瞬間だけに売買すれば良いくらいのものです。
なぜチャートが切り返すタイミングをいつも見過ごしてしまうのか?
このように思われる方は「横軸」に注目されるのが良いかと思われます。
時期が合わなければ上昇するものも停滞します。
下落から上昇に転じるタイミングには「デイトレードなら時間、スイングトレード以上ならサイクル」が影響しているでしょう。
その点を見過ごしている可能性が高いからです。
ギャンのサイクルは最高です。
サイクル理論を提唱している方の中でも、W.D.GANNの提唱するサイクルはぴか一で分かりやすい。
その他の方は「※※~▼△まで」というようなアバウトな期間でサイクルを語ります。
ギャンはピタッと、この日とか(笑)、何日後、何週間後と言い当ててくれます。
売買すべきタイミングを知っている事は、無駄な売買や集中すべき時間を減らしてくれます。
この意味において私はサイクルを学ぶべき価値があると考えています。
サイクルを一度研究してみて下さい。
今後のあなたのトレーダー人生において、決して無駄になる事はないでしょう。
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それでは、今後とも宜しくお願い致します。