2024年の夏相場へ向けて。大きなイベントは終わりました
先週はお疲れさまでした。FOMCにCPIに日銀金融政策決定会合と(笑)、
ほぼほぼギャンブルを強制される一週間だったでしょう。
ですが、ここからはトレードが可能です。
今回の記事では「ドル円、ユーロドル、ナスダックの今から夏までの値動き」を考えてみましょう!
ドル円相場の2024年6月後半~
ドル円は特に156.3円割れに気を付けたいですね。週足月足レベルで割れると、150円割れがあり得るため気を付けなければならないでしょう。 ただし、それ以外では158.8円や160円手前、161.5円などへ 上昇の可能性はあります。 ≪期間について≫ 6月日銀会合で、7月の国債買い入れ減額を決定したので、次の会合が7月31日な事から考えると よくても7月半ば辺りまでしか買えないように思います。 例年、夏が強いのでお盆時期からまた買われるかも知れませんが。 一旦、もう6月後半なので 買っても良い期間は短命なのかも知れません。 2年債10年債利回りと円・ドルインデックスあたりをしっかりと確認しつつ売買する必要がありそうです。 それではまた。
この記事に書いたように、米国は年後半まで利下げする気はない。
日銀は7月から動く。
つまり、日本主導で7月半ばくらいまでは円安推奨、それ以降は円高にして行く方針です。
よってしばらくドル円は買い方向で良さそうですね!
158.8円・159.5円・161.5円の3つを目標としての買いが考えられます。
ただし
- 2年債利回りと10年債利回りが下落している時
- 円インデックスが反発を見せた時
- ドルインデックスが下落に転じた時
の3つの状況が発生したら押し目に下落するので、利食いしましょう。
ユーロドルの6月後半~
ECBの6月利下げとFRBの高金利維持からこの流れは納得できるでしょう。 問題は、7月はECBもFRBも利下げが見送られる公算が高いこと。夏の値動きはかなり不透明。 9月はECBの方がFRBよりも利下げする可能性が高いのが現状。その意味ではユーロドルが売られる可能性が高いという事になる。 ダウ理論としては安値を切り上げて上へ行く形をしていますが、 残念ながら前の安値を割れてしまう可能性が高い事になりますかね。 フィボナッチの目標値では水平線を引いたところまでは買えるが、その後 売りに切り替えた方が良いという事になります。 ※ちなみに、私は売りながら反発も買っています 長期間の話をしましたが、チャートの目標値は今月の話です。 ごちゃついた投稿でした(笑)
前の高値を越えて安値付近へ戻ったら普通は買いですよね?(笑)
ただ、ECBは利下げして次は9月にもしそう。FRBは9月か11月か12月か分からない。
ユーロドルには逆風。
→(追記)ユーロ圏が大変な状況になっているのは変わりませんが、
追加利下げ時期については読み間違えていました。申し訳ありません。
現在の状況では年末の方が濃厚ですね。
そのため、下手すると安値を割れて
結構前から私が言っていた1.058-1.051の目標値を今回狙って来るかも知れません。
あくまでもユーロは売りながら買う。それ以外では買えません。
ナスダック6月後半~
メジャーSQが6月21日である事から考えると、買える期間は短いのかも知れません。 6月FOMCでは利下げは年一回の予想になっています。 FOMCは残り9月11月12月。 大統領が11月5日。FOMCは11月7日(笑)。近いですね。 どちらにせよまだまだ先の話なので、一服するには良い時期でしょう。 だから一気に21000を目指すのではなく、18000台などへ戻る公算が高いように思います。 特に、そろそろ夏枯れ相場が意識される頃です。 株は上がり続ける話以外は嫌われるので(笑)タブーですが私は言いますよ。 実際そう考えるのが、ファンダメンタルズからもテクニカル分析でも妥当でしょう。
ナスダックは19730-20350ポイントが売り場だと考えています。値動きのルール2の目標値だから。
メジャーSQが6月21日ですし、利下げは9月以降。
押し目はやはりギャンファン!
YOUTUBE2分で分かる!シリーズ6月3週目~のドル円ナスダック
YOUTUBEでは2分で話したので、適当な感じ(笑)がすると思いますがご容赦ください。
Twitter(X)記事
まとめもかねて、Xの投稿を紹介します。
- 日銀会合をまとめると、「次の介入は160円か超えてから利食いしたい」となる。
- ナスダックはメジャーSQの21日手前まで買い、その後は危険。
- ユーロドルはファンダメンタルズとしては安値割れ、テクニカルでは割れない可能性もある。
今日はそんなところでしょう。
来週もよろしくお願いします。
スリースタータードットジェーピー
追伸;動画の長いものもあります
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