ドル円140円割れ、どうなる?【フィボナッチ分析、基本】
現在週末土曜日時点でドル円レートは138.782円。
こんにちは、大野です。今日はフィボナッチトレーディングのプロとして、その基本を学びつつ、ドル円を分析するという企画です。
私は130円台で誤って記念ポジ以外を利食いしてしまったので、151.798円からの売りポジションのみとなりました。
フィボナッチで見ると、チャート通りの値動きでしたね、という風にしか見えないでしょう。もちろん、渦中にあれば葛藤はあるでしょうが(笑)。
ドル円週足
まずは週足です。
138円~139円のゾーンは持ち合いエリアです。短期的には抜けた方へトレードされた方が良いでしょうね。
エクスパンションの考え方
エクスパンションの0.618が138.532円にあり、これが青色のラインです。ここまで戻したという事です。
だから跳ねたら143.568円、割れたら134.735円となります。
リトレースメントの考え方
138.621円が0.382、つまり61.8%戻しました。週末のドル円レートは138.782円です。
135.473円の0.236との間で押し目を付けて上昇すると考えるのが普通です。135.473円~138.621円ですよ。
61.8%戻した時は通常一回跳ねます。が、よくあるのが、その後もう一度割り込んで上記エリアで反発し直すという展開。注意して下さい。
ドル円日足
日足で見ると、窓が開いている事や200MAが見えます。
週足でのフィボナッチ分析の考え方を復習しながら、ご覧になってみて下さい。
- 窓は137.514円~137.583円の間。
- 日足200MAは現在、132.743円にあります。
この2つを補足情報として載せておきます。
ドル円4時間
一応4時間足で確認すると、窓が開いていますね。何のサインでしょうか。
まとめ
ドル円はエクスパンションの0.618とリトレースメントの0.382へ戻しました。週終値は割れていません。
まずこの事実確認が重要です。
一旦跳ねる値動きならすぐに139円を越えます。そうでなければ138-139円で持ち合い。138円を割れたら様々な押し目買いエリアが存在します。
ちなみに(笑)、このタイミングで追っかけで介入してくれると、全てのポイントを達成してから上昇出来るので発動の方よろしくお願いします。
マーケットの状況
マーケットの状況としては、あと少し!ですね。株高ユーロドル買いの値幅の話です。ユーロドルが1.042、S&P500が4039、ナスダックは11800台を抜けると大きい値幅が待っている(大目標12256)ので一旦その辺り(つまり11899)。DXY(ドルインデックス)は106.416が週終値で105.716まで行きたいところ。
10年債が3.85%まで下落したので、3.723%。2年債利回りは4.349%まで下落したので4.194%まで行きたい。
全て11月12日土曜日時点のレートで、フィボナッチによる目標値です。強めの抵抗になるのがそれらのレートという事です。
これらのマーケット状況を踏まえると、ドル円も週末レートよりあと少し伸びてから、他が戻るのであれば戻る。
こう考えるのが自然かと思われます。
個人的な話
私の場合は133円~137円台に買い指値がずらっと並んでいます(笑)。※「今回の上昇はお盆時期のレートへ戻る」と上昇時から思っていたので。
本当ね、昨晩利食いしなければ!天井と底で両建てする(意味はないが)という戦略が成り立っただろうに。残念です。しかしまだ一部の売り玉は残してあります。
とにかく、139円を完全に越えて来た時、そしてマーケットの全体が(重要)反転した時。
この2つが、ドル円が上昇するタイミングです。
以上、良い週末をお過ごしください。
P.S.Tradingview版の記事もあります
→「ドル円140円割れ、長期短期が相まった分析 今後の展開は如何に?」
内容は似たようなものですが、宜しければ
こちらからご覧ください。