昨晩CPIでナスダック100が20800の手前で急落しました
20700が重いという話は伝えてあるので、次は今晩のPPIと月末のFOMCでどうなるか考えてみましょう!
2分の動画「ドル円を抑えるライン|ナスダックがもしも高値を越えると‥あの日の2倍」
今日の話はこちら
- ナスダック100は高値を越える?調整するならどこまで?判断材料は?
- 日経平均について少し
- ドル円予定通りの値位置から予告の通りの値位置へ下落。今後高値は越える?割れてはいけない値位置は?
「そろそろ調整に入る」という可能性や値位置をこれまで配信して来ましたので、会員の皆さまは大丈夫だったはず。
私も当然、最高値で売っています。
※相場分析記事は「ライントレーダーズ通信」で配信しています
当日の昼にも
ナスダック100についての動画「相場展望」を撮影して、フリーパスプランメンバーへお届けしておきました。
メンバーサイトでは『分かったけど売るのは少しリスクが高いかも』というような意見も頂きましたが、なんだかんだ言って空売りしているのではないでしょうか(笑)。
また、昨日コンサルして頂いた会員様は
『コンサルで作ったトレードルールで最近は全勝!』『日経平均を最高値まで買って、利食いして終わった』だそうです。
(その後日経は下落・・)※日経の下落を確信(当然下落前に)、という内容の分析メールもありがとうございました。
ナスダック100の分析7/12
では今日も相場分析行ってみましょう!
今年の目標は21100ポイントですが、20700以上が抵抗になるという話は前々から配信してあります。(6月26日記事)
※その手前の目標値20350などは難なく通過。
この後の予定は、以前話したように
一度調整してから21100ポイントへ。
問題は「調整の期間と値幅」です。
夏は米国のトレーダーがお休みに入るので、その流れでハイテク関連株を利食いしたなら
夏の間は高値を越えないでしょう。
事情が違うなら話は変わりますが、タイミングとして恐らく『長期休暇前の利食いなのでは?』と考えています。
次回FOMCが7月31日、その次が9月。
巷では9月のFOMCで米国は利下げする可能性が高いとされています。
ナスダックが下落した理由2つ
私のTradingview記事より転記します。
ナスダックはなぜ下落したのでしょうか。
- 米国利下げがほぼ確定した事で利食いされて調整へ
- 株のローテーションでハイテク株が売られ、他の株が買われた
この2つが有力な考え方です。
昨晩のCPIはインフレが落ち着いたので「利下げ決定!」という事で安心して下落した。それなら、「実際の利下げで上がったら、また下落か?」と考えれば、次の高値越えは9月が濃厚か?
または11月の選挙でしょう。ただ、「当選時点が今年の最高値だった。その後下落した・・」という展開(笑)はかなり微妙です。11月にはある程度の上値余地は欲しいですね!
→続きはTradingviewに投稿した記事へ(ナスダックがCPIで下落した理由)
ナスダックの目標値
まず超長期の目標値が20500~20600にあるため、この値段帯より上に行くと
今回のようにかなり強めの売りが入るのですね。
そして次のポイントを覚えておいて下さい。
- ナスダックの長期分析では最大目標値が24000台
- かなり強いラインが21100ポイントにある
- 上昇するには、押し目に19000割れ(~18000ポイントまで)が欲しい
※ナスダック下落のための条件は「7月末に2万ポイントを下回る」事だと考えています。そうでなければ下落はしにくい。
ナスダックが下落するかどうかのポイント
CPIで下落したのですが、今週の目標値には微妙に届かず。かつ、20866ポイント付近は4か月周期の目標値でもある。
そして20892ポイントまで行くとどうなると思われますか?
正解は、2022年10月の安値の丁度2倍になる。
2倍のギリギリ手前で折り返したのが現状です。
そのため、いつ高値を越えても全くおかしくはありません。空売り勢は注意しましょう!
日経平均
今日はSQ日なのに下落しましたね。
日経平均はよく分かりませんが、私は42000円台で空売りしています。
43000と45000に行きたいところですが、米国が下落すればつられて下落します。
今後は、4万円で耐えられたなら高値を越えるでしょう。
しかし、割れたら38000円、36000円へ。
普段取引しないので、適当ですみません。
ドル円
→ドル円のTradingview記事「ドル円が157.5円から復帰した理由」へ
ドル円はこれまで配信して来た大大目標161.5円へまで上昇したため、下落しました。
ここで終わりでも良いのですが、
162.7円にエクスパンションの1.272を発見しました!
※162-165へ一瞬上昇してから下落すると、ユーロ円や円インデックスのチャートと合う
その理由以外では大きく下落してもおかしくありません。
ポイントは
- 156.7円を付けない事
- 153.5円を付けない事
米国金利は下落しているため、円売りがストップしたら一気に巻き戻してしまいます。
なお、『7月半ばまではドル円は買える』と話して来ましたよね。
- 6月16日記事(2024年夏相場に向けての展開を考える)
もうその時期なので、このような急落もありますし
気を付けて頂いた方が宜しいかと思います。
それでは、今日はこのくらいで。
※ちなみにユーロドルも7月7日記事の通りになりましたね。まだラインが活きているので、前の記事で考えてみて下さい。
今晩のPPI(生産者物価指数)と、月末最終日には気を付けましょう!
「イベント次第ですっかり値動きが変わる、荒っぽい値動き」が夏はよくあります。FXは特に、集中してお盆時期まで乗り切らないといけません。
7日の記事にスケジュールが書いてあります。
いつもありがとうございます。
※この記事は「ライントレーダーズ通信」で配信しています