ドル円についての相場分析を今日は記事として書いて行きます。
冷静に考えてみて‐150円を今年越えるか?130円を割れるか?どちらの可能性が高いか
こんにちは。大野です。今日はドル円ですね。
本当は昨日最高の売買をしたナスダック(天井から売って押し目で買い)について書きたいのですが、それは次回にしておきます。
※記載したらここにリンクを張っておきます。
→こちらでナスダックの売買について書きましたのでご覧下さい。
値動きのルール3は、天底から折り返す前に”早い段階で”どこまで行くのかが分かる手法です。
なぜ「ルール」なのかというと、そうなる可能性が約8割もあるから。
140円台が重くなるパターンはこれ
三尊(さんぞん)。聞いた事があると思います。
もしこのまま、きれいに両肩を揃えて下落すると、ネックラインが130円。両肩が140円付近となります。
その場合、『140円台が重く、130円台にいるのが普通(持ち合いエリア)。130円を割れると売り。』という事になりますね。
週足のドル円ではひとつ前の安値を割れてから上昇しています。つまり、週足レベルでは下落を決定させている。
※日足ではアップトレンドですが。
まずはフィボナッチの基本を考える
私はフィボナッチトレーディングの専門家ですので、フィボナッチの基本をまずはお話しします。
天底では7割戻す。
だから、普通は142円へ戻してから下落します。
如何に前の安値を割れてダウ理論として下落を決定させようとも。※いや、だからこそ!
今は5割戻しです。
※どんな時に5割戻しで、どんな時に7割戻しか?このまま下落したとしたらその後どうなるのか。など、セオリーがあります。詳しくは私のサイトで学んで下さい。
が、まれに違うパターンもある。
天底で7割戻しをしないパターン
高値安値を結んで、フィボナッチを引きます。
そして、0.764のラインが売り場、0.236のラインが買い場(もっと言えば、0.236-0.382が買い場)となる。
このケースで言えば、140円付近が売り場です。
→よって、140円付近と142円付近が売り場となる可能性が高い。151円を越えらえない、なら。
注意したい点は10年債利回りの動向
そもそもドル円が下落するというのなら、米ドルが下がる必要がある。
そのためには現在上昇中の10年債利回り。こいつが下落に転じる必要があります。
※金利が高い国の通貨が買われるのが基本。
では10年債利回りが下落するとしたらどこでしょう?
3.754%~3.826%です。
3.826%も突っ切って5%以上を目指して上昇して行ったら・・それは
下落出来ないです(笑)。
滅茶苦茶簡単に言えば、ですが
そういう事です。
トレンドラインでのアイディア
安値と安値をトレンドラインで結んで、(三尊が出来たとしたら左肩になる)高値に合わせてみました。
この角度でゆっくりと上下しながら持ち合いになって終わる。
そんなケースもあって良いですよね。
「三尊を平行ではなく、右肩上がりにしてみる」という少しひねくれたアイディアでした。
140.6円辺りが、様々な目標値などを鑑みるとよい高値になる気がします。
※139.5円~140.6円が10年債利回り3.754%~3.826%に一致するか?
ドル円は忖度。
ドル円という市場は日本国の通貨として、国が
国民や企業から文句を言われないレートでなければなりません。
- 円安になり過ぎれば輸入企業からは文句を言われ、国民からは海外旅行へ行けない!と不平不満が出る。
- 円高になり過ぎれば、税収のかなめとなる輸出企業から怒られる。
だから上がり過ぎたら介入、下がり過ぎたら介入。
- 丁度良いレートはどこか?
- 今、国が何を考えているのか?
こんなことを意識するべきなのかも知れません。
スリースタータードットジェーピー 大野
→こちらでナスダックの売買について書きましたのでご覧下さい。
→ドル円、この記事の翌日に
Tradingviewへの投稿で書いた140.6円へ到達。
いつも通りの正確さで(笑)配信が出来て良かったです。