クロス円をスワップゼロで売る方法 – ハウツー
さて今日は「クロス円をスワップゼロで売る方法」についてご紹介します。
2つ条件がありますのでご注意下さい。
早速行ってみましょう!
クロス円をスワップゼロで売るには?
例えばユーロ円をスワップゼロで売るには、2023年末現在なら
ユーロドル4に対しドル円を1の割合で売ればOK!
なぜこのような話をしているかと言うと、ご覧のように現在のユーロ円が下落しているからです。
しかし、ユーロ円を売るとスワップがマイナスになります。
≪クリック証券の23/12/5例≫売り-195円 買い195円 ※1万通貨あたり
分かりやすく下落していても翌日に持ち越すと大変ですよね。だから、マイナススワップにならない方法をご紹介しているという事です。
スワップゼロで売る条件
円インデックスとドルインデックス
まず、クロス円を売りで持つなら「円高」へ向かっている必要があります。つまり、円インデックスが上昇するという事が条件になります。
そしてドル円ではなくクロス円を売るというのなら、ドルインデックスも上昇している方が望ましいでしょう。なぜなら、例のユーロ円はドル円とユーロドルの合成通貨ペアなので、
ドルインデックスが上昇しないとユーロドルの方が下落しないから。
ましてや比率4対1。
ドルインデックスの上昇が一番のキーになります。
条件①は「円インデックスとドルインデックスが上昇している(または上昇する)」。
金利差のバランス
2023年末の日本と米国と欧州の金利での話です。金利のバランスに変化があれば話が変わって来るので、この点もご留意ください。
条件②は「金利差のバランス」。
補足 各スワップの詳細
2023年12月5日時点※クリック証券の場合
- USDJPY 売り-222円 買い222円
- EURUSD売り59円 買い-59円
- →59円×4=236円で、1対4の割合でスワップが+になる
まとめ
クロス円が上昇している時は問題ないのですが、下落時に持ち越すならこんな
「ばらばらにドル円とユーロドルを買う」という手も覚えておくと良いかも知れませんね。
※ただし、ユーロドルの方がドル円より大きく下落しないと、スワップがゼロでも勿体ない感じになりますのでご注意ください(笑)。