7月最後のビッグイベントに備えよう!(リスクと見解の総まとめ)

CFDの取引手法

7月最後のビックイベントとは?

スリースタータードットジェーピーの大野です。7月最後のビッグイベントに備えての記事をお届けします。

7月の焦点はこの週、特に27日28日。
どのようなイベントがあるのでしょうか。

米FOMC 27日午前3時 3時半に会見

まずはFOMC。水曜日26日の夜中、つまり27日の午前3時にあります。

現在の5.25%の金利を5.5%へ引き上げる予想になっておりますが
万が一、そうならなかった場合は
かなりの衝撃が走るでしょう。

予想通りであれば、期待で買って結果で売るような形になるのか、
はたまたそのままドル買いになるかは不明。

3時半のパウエル議長の会見に注目が集まる事になります。

9月以降の利上げが焦点になるという事ですね。

欧州金利発表 27日午後9時15分

ECB理事会の金利発表が午後9時15分に予定されています。

ユーロドル、ユーロ円に関しては
こちらもビッグイベント。

主要政策金利を4%から4.25%へ引き上げる予想がなされていますが、
議会メンバーが利上げに否定的な発言をした事も。
しかしながら、ラガルド総裁は利上げに強気を示していたように思います。

米国も欧州も、7月利上げ0.25%の予想で、9月以降も利上げするのか据え置きか。

ここに注目が集まっています。

同総裁は27日、ポルトガルのシントラで開催中のECB年次フォーラムの基調演説で「ECBが近い将来に完全な自信を持ってピーク金利に達したと宣言できる可能性は低い」とし、「見通しに大きな変化がない限り、7月も利上げを続ける」と語った。
bloomberg

こちらの記事もチェック~7月利上げの後9月以降の見通し

日本金利発表 28日昼頃 3時~会見

そして28日には日銀の金利発表があります。大体お昼ごろに発表され
午後3時から植田総裁の会見が開かれるスケジュールとなっております。

今回はYCC撤廃または10年債の上限を引き上げるのか?

それとも見送るのか。

ここが焦点です。

ドル円や日経平均のトレーダーはかなり注意を要する日となるでしょう。

FXの動向は?

ドル円が145円から7月は、138円へ下落。そして、先週は141円台へ持ち直しました。

私はドル円相場は130円台のサポートと、140円台のレジスタンスに挟まれた持ち合いだと認識していますので
このレンジで激しく上下する可能性が高いのでは?と考えています。

ユーロドルは今年はよく伸びましたが、1.129-1.15が上限となると考えています。

1.116を割れたら売り場。しかし、1.129に付けていないのでまだ上はありそう。
そのため、金利発表のタイミングでの変動に気を付ける必要があります。

CFDの動向は?

日経平均は34000円の高値越えを狙いたいところ。しかし、
押し目が足りず31500か30200辺りへ一旦戻る可能性があります。

ドル円とナスダックの両方に影響され、持ち合いです。

ナスダックは前回高値付近へ上昇しており、高値越えがあるか?
越えたらダブルトップまたは17300が最大。

前の記事で書いたように、アップルが天井を付けて下落したので先週は下落しました。

先週の高値を越えられなければ、カラ売りも良い手ですが
高値圏に窓明けしての下落である事、
ともう一つ読めない状況があります。

7月24日からナスダック100の算出方法が変わるという記事が出ています。

7月24日に実施予定のリバランスは、マイクロソフトとアップル、アルファベット、エヌビディア、アマゾン・ドット・コム、テスラの大型ハイテク株6銘柄の影響力を低下させる一方、ナスダック100指数における他の構成銘柄の存在感を高める見通し。

bloomberg

となると、アップルが8月3日の決算で上がっても下がっても、グーグル(アルファベット)が7月25日にどう動いても影響は限られるという事。

100銘柄の値動きはチェック出来ませんから(笑)、困りますね。

本来、こうなると様子見すべき市場だと言えるでしょう。

まとめ

7月5週目(24日~の週)は、イベントが多過ぎて不確定要因が多い

ドル円ユーロドルナスダック日経平均、どれも
テクニカル分析で考え売る限り最大限の嫌な値動きになった場合に

果たして耐えられるのか?

こう考えると、週前半の内に利食いしてしまうのが吉となるのかも知れません。

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