今週はナスダックについて。もちろん日経平均とドル円も後で解説します。
ナスダック
ナスダックのポイントは2番天井を越えるか?
この高値があるのでずっと停滞しています。越えた場合、FEの理屈では高値を越えて26700へ。
2番天井を越えた後で押し目になる可能性があるので注意しましょう。2番天井を越えないなら、今年はここまで。
今のところ順調で、フィボナッチファンも越えて来ており、FOMCに向けた準備が出来ているのでは?
『利下げをしない・来年は利下げをしない』という発言があれば、残念ですが売り一辺倒になるでしょう。『12月は利下げをする、しかも来年も利下げが必要だ』という発言なら高値を越えるはず。
しかし高値を越えたとしても、売り場なので26400‐26700で利食いが入って下落する事になるのではないでしょうか。
どこでショートポジションを持つか?悩みますね(笑)。
日経平均
日経は後にご紹介するドル円の調整で今日はやられていますが、ナスダックは順調なため最後は少し盛り返して終わりました。
※日中の話
こちらも2番天井を越えないなら下落するし、越えたなら高値を越える。そして、高値を越えたところでは売られる。
前回の配信は日経平均でしたね。
前回の配信以降このようになりまして、予定通り48000を割れずに51000に行きました。
ここで抵抗になって直近では売られています。
なので、「48000-51000の持ち合いで終わるのか、突破できるのか?」そのヒントは51560を越える事です。
ドル円
ドル円は前回のチャートのままですが少し値動きが進行して予定通り、153-154に近づいて来ました。
その値位置まで売るか、押し目買いするか。
どちらかの売買が可能です。
ただ、前回高値が158円くらいにあるので、本当に越えられるのかはよく考える必要があります。
どちらにせよ、ドル円って株価指数の影響を受けますよね。
円安の理由が、円高の理由が・・と色々言われますが、株価指数が順調ならまだ持ち直すチャンスはあるかも。しかし、ナスダックと日経平均が天井を付けて本格的な下落に転じたらドル円もクロス円も全て下落するはずです。
つまり、結局円安も株が順調な内の話。
そう考えると今は押し目買いが153-154で出来そう。
ただし、FOMCと日銀金融政策決定会合での金利の変化による値動きでは話が少し変わります。
米国利下げ日本利上げになった時、ドル円を買う事は出来ないですね。米株なら買えますが。そんなわけで今はFOMCでの利下げリスクが強く下落しています。
細かい話は円インデックス、ドルインデックス、米国金利も絡めてでなければ出来ないので、動画「週間展望コンサルプラン12/5」をご覧ください。
コンサルプランの週間展望も年末で終わり。
来年からは本来のコンサル重視のプランとして提供して行きます。
コンサルではトレードルールを作って頂きます。これまで多くの方のルール作りを協力して来たので、あなたのトレードルールも出来ると思いますよ。
結局自分のルール通りに売買する以外にないので、まだ持っていない方は年末年始に作成しましょう。
このブログを含め、誰かの相場予想に何ら影響を受けない。これが自分のルールがある状態です。
自分の相場に対する見方考え方が正しいのであり、他の人が話す事は『全然違うんだよな~』とバカにするくらいで良いです。
ご参加お待ちしています。
まとめ
FOMCに向けて株は上昇し、ドル円が下落しているという事は、米国の利下げを見越しているという事です。後は、実際の結果とパウエル議長の発言が来年に向けて「どのくらい利下げに向いているのか」次第。
今回利下げしても、来年はやらないという話なら株は頭打ちになるでしょう。
なので、その前に利食いも入るでしょうから注意したいですね。
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
