ナスダック100の重要なライン
ナスダック100の相場分析をやって行きます。今日は動画もあるのでご覧下さい。
今時点の展望としては上昇の7割戻し、または前の安値の買いポジションを切ってから上昇し
チャネルを抜ける事が出来たら月前半は持ちこたえる可能性が高いように見えます。
しかしながら、チャネルを抜けられず、持ち合い・じり下げにしかなれないようであれば来週以降の指標発表などのタイミングで安値トライ、10500台も視野に入ります。
最終的に、10500台へ付けてしまえば大きな反発がフィボナッチとしては可能だと言えます。
それまでは長期下落の流れに変わりはありません。
10500台はエクスパンションの1。これを割れる事もあり得ますが、意味のある反発ポイントは直近ではそこしかありませんので買いも入るでしょう。
さらにこの値位置を少しでも割り込めば、2020年からの上昇の7割戻しとなるため、長期間の下落がついに終了だと言える値位置帯に入りますから、ここまで来たら本気で買いたいところです。
動画展望『ナスダック100相場分析 2022年10月7日』
ドル円の雇用統計予測(ナスダックと2年債利回り次第)
ナスダックが上記したように、7割戻しの末にチャネルを越えた場合の話ですが(あくまでもその前提が必要)
ドル円は145.3~145.6円で売られる事になる可能性があります。
チャートの目標(これも値動きのルール2)は145.237と145.472になっています。ただ若干引き方を変えると145.861と146.215になります。
その場合、145円台後半の最高値を狙う展開だと言えるでしょう。
目標到達後に反落があれば、143.418のラインが抵抗です。というよりも、143.418を越えて先月が終わっているため、そのラインを下回らないと一時的にせよ142円台にも行けないというのが現状。
だから慎重にならざるを得ず、前回も手前で止まりました。勢い、が必要です。※日銀がやれば話は早いのにねえ
ナスダックもドル円も、2年債がどうなるか?によって、結果は変わります。そして2年債の今後は予測しづらい。
2年債利回りを分析
この度の143円半ばからのドル円の上昇はこれが原因です。上昇したナスダックがチャネルに抑えられて反落している原因もこれです。
2年債利回りの窓埋め。
それは昨晩完了しました。
10月7日本日の雇用統計では、2年債利回りが最高値を越えて上のライン、4.373%へ行くのか。
はたまた、高値を越えず、窓埋め完了で下落し、月末まで上昇を取っておくのか。
このどちらになるかによって決まるように思います。
ちなみに、10月4日に跳ねた値位置が1.272(4.021%)なので、十分に高値を越える可能性はあります。
そうなった場合はドル円の高値越えやナスダックの底値割れもあり得るという事です。
というわけで、7日本日の雇用統計には十分気を付けましょう。
それではまた。