今日は日経平均の相場分析です。11月の初週は結構売られまして大変でしたね。最後に持ち直したので、来週は大丈夫なのか?をテクニカル分析しました。
※なお、フィボナッチファンとエクスパンション(FE)による分析です。日経の週ですがこの記事ではドル円、ナスダック、ユーロ円も分析しました。
日経平均の相場分析
相場が始まったらここを見てください。
- 51600の抵抗を越えるか?
- 48500は割れないか?
ざっくり言えばこの2つです。
そして11日のソフトバンク決算と、25日のファーストリテイリングの決算に注意。あとは「米国の政府閉鎖問題が、そろそろ解決の目処が立って高値越え」みたいなタイミングにも注意したいですね。
51600円も越えずに、特に良いニュースもなければ、「下値をどこまで試せるか?」というじり下げ展開になるかも知れません。
詳しくはTradingviewに書いたのでご覧ください。
ナスダックの相場分析
ナスダックは24200-24500を割れなければ問題ありません。ここが防衛ラインです。
ファンにも乗っていますし、上からのエクスパンション0.618も越えて終わりました。
あとは25782.22を越えたのなら高値越えが狙えます。
現在の抵抗は25419.72。
ドル円の相場分析
ドル円は先週の分析から特に変わっていません。153円が買い場です。
このチャートだと、深押ししても149.371と151.534が割れないのなら大丈夫。151.534を割れてから上昇したなら分かりやすく売られます。
どれも割れずに上昇したなら、155.42 156.272までは狙えます。160は狙いすぎかも?(笑)
ユーロ円の相場分析
珍しくクロス円も載せてみました。毎週配信している、会員様向けの相場分析動画ではクロス円も含めることが多いです。
フィボナッチファンとエクスパンションの0.618で抑えられています。上昇しても178が抵抗になるでしょう。
178を明確に越えた時から高値越えが狙えますが、週終値で綺麗に抑えられすぎです(笑)。
このままでは177.183を割れた時から売りを狙った方が良さそう?
まとめ
経済指標が今はあまりないので、大きく動けません。この面からも持ち合い継続の可能性は視野に入れておいた方が良いでしょう。
米国政府閉鎖が終われば株は買われるような気がしています。それ待ちか?
過去には無い長さの閉鎖期間になりましたのでここから先どうなるかは分かりませんが、直近の3回では期間終了後に上昇しています。→過去最大に?(他サイト)
次の図で、政府閉鎖の期間を枠で囲んでみました。おそらくは解除されるというニュースの時点で上昇しているはず。
その他、個別株の決算が相場を動かす要因になります。
NVIDIAの決算が19日水曜日にあります。
※前述したソフトバンク11日、ファーストリテイリング25日にも注目。
という事で、
- 個別株決算
- 閉鎖期間終了の目処で買われる
この2つがビッグイベントと言えそうです。
他は12月の金利発表に向けた発言があれば動くでしょう。
現在は株価指数の方向にドル円とクロス円が動いています。そのため、結局株が上昇するかに掛かっています。
日経平均の細かい相場分析に興味がある方は、Tradingviewの投稿をご覧ください。→日経平均の細かい分析。持ち合い懸念あり
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野