フィボナッチ チャネルの基本
フィボナッチチャネルの基本的な使い方を説明した上で、このツールの凄いところやトレード手法の概要をご紹介します。
レベル1 フィボナッチチャネルの基本数値
フィボナッチチャネルの場合、基本(デフォルト値)では全く役に立ちません!
まずは次のように設定してみましょう。
数値設定と、どこに引くか?
がフィボナッチチャネルを使いこなす上で最も重要なポイント。
もちろん私は正解を知っていますが、
本当の使い方を無料では教えていないため
「以前一般向けに公開していた基本数値」をご紹介します。
詳しくはホームページの記事をご覧下さい。
設定は0 0.236 0.382 0.500 0.618 0.764 1 1.618 2.618 4.236
※初歩的なフィボナッチの設定、というようにお考え下さい。
レベル2 フィボナッチチャネルの使い方(基本)
平行チャネルを底値と2番底とその間の高値に3点を合わせて引きます。そのポイントにフィボナッチチャネルを合わせます(同じ位置に引くだけなので、毎回平行チャネルが必要なわけではありません)。
前回記事のフィボナッチエクスパンションの引き方と同じポイントですね。
本来はこのように上下にラインが出るのがフィボナッチチャネルです。
※一番上に載せた設定値では、上側のラインしかありませんでした。
- 平行チャネルの間にもラインがある
- 上側に目標値となるラインがある
- 下側に押し目買いのためのラインがある
この状態で、
かなりフィボナッチチャネルの正解に近づいています。
ただ、フィボナッチチャネルを引く場所は底値から引くのではありません。
正解の引き方をするとどうなるのか?
次のチャートをご覧下さい。
レベル3 フィボナッチ チャネルの凄いところ!
この図のように正しい引き方でフィボナッチチャネルを引くと、戻り売りポイントが分かります。
私はこの10週間連続下落の天井で売り、ユーロドルが大きく売られる可能性が高いという旨をも配信していました。
この例では下方向へ引いたものですが、その場合
- 平行チャネルの間にもラインがある
- 下側に目標値となるラインがある
- 上側に戻り売りのためのラインがある
このようになります。
3番が重要だという事が分かって頂けると思います。
だからレベル1も2もこのラインが出せない以上、間違いだという事です。
正しいポイントに引き、正しい設定値で引かなければ役に立ちません。
という(笑)、結構難しいツールなのですね。
レベル4 フィボナッチリトレースメントを合わせて使う
フィボナッチチャネルにはフィボナッチリトレースメントを合わせて使います。
これが「値動きのルール2」と呼んでいるトレード手法です。
リトレースメントの目標値
正しいポイントに、もちろんリトレースメントもチャネルも引いた場合
決まった目標値通りに到達してから反転するでしょう。
戻り売りポイントをリトレースメントとチャネルで掴みます。
しかしチャネルの最終ラインを抜けてしまったら、その場合は一時的にでも逃げる必要がありますね。
まとめ
【買いの場合】
- 平行チャネルの間にもラインがある
- 上側に目標値となるラインがある
- 下側に押し目買いのためのラインがある
【売りの場合】
- 平行チャネルの間にもラインがある
- 下側に目標値となるラインがある
- 上側に戻り売りのためのラインがある
正しい設定値で、正しいポイントに合わせて
この状態になればフィボナッチチャネルはOKです。
次のどちらかで学んでみて下さい。
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この「テクニカルnote」の本編は 今一度テクニカル分析をまとめ直した動画シリーズです。
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